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【伊藤幸弘の子育てアドバイス】#139 理解してますか?子どもの要求を全て飲むことが過保護ではありません

2017-10-12

こんにちは、伊藤です。

本日も子育ての悩みから、
ひきこもりや非行など、子どもの問題行動に
悩む親御さんに役立つ情報をお伝えします。

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前回のおさらい
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前回は、
ある中学校の先生からいただいた
お礼のお手紙を紹介しました。

講演をしながら私自身も

「信用できる大人もいるんだ」

ということを
生徒に感じてもらえた手応えがありました。

大人が真剣に子どもと向き合い
そして愛を注げば
その思いは必ず届きます。

どうか愛ある子育てを
実践してください。

本日は講演会を聞いた生徒からもらった
生のメッセージを
いくつかご紹介します。

子どもの気持ちを理解する
役に立つかと思います。

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生徒からのメッセージ
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■男子1

少し怖い話、孤独でつらかった時の話など
色々な話をどうもありがとうございました。

やはり「暴走族」はくだらないと思います。

またいつかそういう話を聞かせてください。
どうもありがとうございました。

■男子2

少年院がどれだけ恐ろしいところかが
よく分かりました。

闇の世界で生きることの
つらさが分かりました。

■男子3

先日は良いお話をありがとうございました。

悪いことをすると
それだけのお返しが返ってくるんだなと思い
下手に悪いことはできないなと
実感しました。

しかし他に、様々な誤解を
持っていることに気づきました。

ヤクザの人たちは
皆恐ろしいと思っていたけれど、
本当は優しい人もいるんだな、
暴走族も仲間を大切にしているな
ということに気づき
あまり極悪人はいないんだなと思いました。

■女子1

先日は私たちのために
長時間話をしてくださり
本当にありがとうございました。

私は闇の世界を聞いて
犯罪になるほどの悪いことをするのは
やめようと思いました。

■女子2

この間はありがとうございました。

私はビデオを見て、
話を聞いて、
非行に走らないと思います。

■女子3

先日はお忙しい中
ありがとうございました。

「その人なりに更生する」

という言葉がとても身にしみました。

再びこの学校にくることがあったら
また話を聞かせてください。

■女子4

この間は色々な話を
聞かせてもらいありがとうございました。

私は時々、先生や親に反抗することがあります。

でも先生や親が私のことを
心配してくれていることが
どんなに嬉しいか分かりました。

悪いことをしてしまいそうになった時
あの時の話を思い出して頑張りたいと思います。

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編集後記
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みんな、子どもらしい
率直な感想を書いてくれました。

同じ話を聞いても
それぞれ感じることは違います。

それが大切な”個性”です。

私の話を聞いて色々と感じた中で
少しでもその子のプラスになれば良いと思います。

大人が嘘をつかず、
きちんとリアルな話をすれば
子どもはしっかりと受け取る、
そう思いませんか?

あなたが子どもに嘘をつけば、
子どもは

「あ、今嘘をつかれている」

と敏感に感じます。

嘘や建前などは子どもには通用しません。

どうか、純粋な愛で
お子さんを包み込んであげてください。

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読者の方から頂いた喜びの声
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続いて、DVD、メルマガ、
子育てラジオ定期便などをご覧になり
状況を改善された読者の方の
喜びの声をご紹介します。

本日紹介させていただくのは
SYさんのメッセージです。

SYさんはDVDをご覧になり、
伊藤先生にも相談されています。

ぜひあなたの子育ての参考にしてください。

*******************ここから********************

小6の娘が、2年近く不登校でした。

小6の4月から行き始めたのですが、
クラブや宿題に疲れ、学校の人間関係などもあり
再び不登校になりました。

どうしたらまた学校に行けるようになるのか、
どのように子どもに接して行けばいいのか悩んでいました。

最初は他の不登校の本や情報も参考にしていましたが、
伊藤先生の話の内容と人柄に心が動き、
DVDを購入することにしました。

実際にDVDを観て、その通りだと思いました。

ただ、頭では理解が出来ても、
行動を起こすのは大変でした!

特に

「過干渉をやめ、過保護に徹し、でも、躾はする」

というのが難しかったです。

夏休み中は
伊藤先生のメールのアドバイスを参考に
家族で旅行をしたり、一緒に遊んだりして、
充実した夏休みを過ごしました。

2学期になって、

「まだ学校には行きたくない」

と言ったり、
反抗期な態度と言葉遣いも見られますが、
会話をすることが多くなりました。

話かけて来た時はなるべく手を止めて
話を聞くようにしています。

顔を見て聞かないと

「お母さん聞いてないでしょう」

と怒られるので、
話を最後まで聞いて、
共感するように心がけています。

何よりも、子どもが喜ぶように接するのが
大事だと思いました。

親も子どもが喜んでいると嬉しいです。

*******************ここまで********************

SYさん
貴重なメッセージをありがとうございました。

>「頭では理解が出来ても、
>行動を起こすのは大変でした!」

と率直な気持ちを書いていただき
ありがとうございます。

そのお気持ち、よく分かります。

長年の思考・行動の習慣もあるでしょうし、
時にはついご自身の気持ちや都合を
優先させてしまうこともあるでしょう。

お母さんも感情のある人間ですから、
それは仕方のないことです。

でも、大切なのは
一歩でも前に進もうとすることです。

その気持ちがあれば、
少しずつご自分の行動が変わり、
お子さんは必ずお母さんの気持ちを理解してくれます。

「ああ、お母さんは
頑張ってくれようとしているんだな」

と。

>何よりも、子どもが喜ぶように接するのが
>大事だと思いました。

とありましたが、その通りです。

そのお気持ちをこれからも大切にして
楽しみながら子育てを続けてください。

改めまして貴重なメッセージを
ありがとうございました。

お子さんの問題が
完全に解決することを
心から願っています。

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メッセージにあった

>顔を見て聞かないと
>「お母さん聞いてないでしょう」
>と怒られるので、

という文章から、
微笑ましい情景が目に浮かびました。

実際のSYさんの娘さんはもしかしたら、
きつい言い方で、

「お母さん聞いてないでしょうっ!」

と言っているのかもしれませんが、

私には、幼児が、

「お母さん、聞いて聞いて!!」

と話している可愛い姿が思い浮かびます。

娘さんがどんな言い方をしていたとしても、
きっと幼児がお母さんに甘えるような
心境なんだと思います。

「お母さん、話を聞いて」

これも、娘さんの大事な要求です。

その大事な要求を叶えてあげる
それが「過保護」ですよね?

>「過干渉をやめ、過保護に徹し、でも、躾はする」
>というのが難しかったです。

実は、ここが皆さんが
難しく思われるポイントの一つです。

%%NAMESei%%さんも、SYさんのように
お子さんの性格やご家庭の状況にあわせて
可能な限り「過保護」をされていると思います。

ですが、
お子さんからの要求のすべてを聞くことが
「過保護」ではありません。

時には「過干渉(しつけ)」が必要な場合もあります。

DVDをご購入頂いている方は、
「Vol.3 非行編」
をもう一度見返してみてください。

「うちの子は夜遊びとか
非行行為はしていないから関係ない」

と思わず、もう一度見て欲しいのです。

なぜなら、殆どのお子さんが
ひきこもり型と非行型の両方を
合わせ持っているからです。

ですから、親も

「過保護」と「過干渉(しつけ)」

の両方を併せ持つ必要があるんです。

もし、DVDをまだご購入頂いていない方は
下記よりお申込みいただけます。

ぜひご覧いただき、正しい子育てに対する
理解を深めるのにお役立てください。

【不登校ひきこもり解決DVD】

→ https://futoukou365.com/dvd/16

あなたが抱える問題が
1日でも早く解決することを
心から願っています。

本日も最後までご覧いただきまして
ありがとうございました。

PS:

メルマガでお伝えしていることを実践されて
何か変化はありましたか?

・子どもの態度が変わった
・ついに学校に通えるようになった!

など、改善が見られましたら
ぜひそのエピソードをご連絡ください。

こちらのメルマガで他の親御さん方に
共有させていただきたいと思います。

あなたの体験談が多くの方の参考や励みとなります。

どうぞご協力のほどよろしくお願いいたします。

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