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【伊藤幸弘の子育てアドバイス】#140 「こんな風にママと楽しくお話しがしたかったんだ」

2017-10-19

こんにちは、伊藤です。

本日も子育ての悩みから、
ひきこもりや非行など、子どもの問題行動に
悩む親御さんに役立つ情報をお伝えします。

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前回のおさらい
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前回は、
ある中学校で講演会をした際に
生徒からもらった感想をご紹介しました。

私の言葉が
生徒に伝わっていたことを
感じていただけたのではないでしょうか?

きちんと子どもと向き合って話せば
想いは必ず伝わる
ということです。

本日は
元鑑別所所長である奥村晋氏と
私の対談の内容をご紹介します。

少し昔の内容ですが、
いつの時代も子どもの本質は変わりませんので
ぜひ参考にしてください。

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所持品検査を通じて思うこと
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●インタビュアー:

伊藤さんは元暴走族総長ですが、
その後更生されて
多数の少年少女を更生させ、
社会に送り出していらっしゃいます。

奥村さんは
全国5カ所で鑑別所の所長を勤められた方で
お二人とも
現場を踏んでこられた
ベテランでいらっしゃいます。

はじめに伊藤さんにおたずねしますが、
今話題になっているバタフライナイフを
少年たちが持つことをどう思われますか?

文部大臣などが

「学校が所持品検査をしたらいいのではないか?」

と言っていますが、
どうお考えになりますか?

■伊藤:

私が中学生、高校生の頃は
週に一回は所持品検査をしていましたよ。

それが普通だと思っていました。

だから検査の日には
タバコを持って行きませんでしたが
時々、抜き打ちでやられて
謹慎処分を受けたこともありました。

でも、それで先生を恨んだことはなかったですね。

ですが、バタフライナイフを
学校に持ってくる必要はないわけですから、
所持品検査をして
注意することは必要だと思います。

●インタビュアー:

奥村さんは、20年間、
鑑別所の所長をしてらっしゃったお立場から
所持品検査をどう思われますか?

◆奥村氏:

今、所持品検査をしたらいろいろな物が
出てくる可能性がありますね。

出てきたものに対してどうするのか、
そこが大事だと思います。

没収するのか、一時預かるのか、
対応をきちんとして取り組む必要がありますね。

伊藤さんがおっしゃるように、
学校が安全管理をしようとするなら、
検査をする必要があると思います。

ただし、その結果をどうするか
決めてからにしないと
混乱すると思いますよ。

●インタビュアー:

鑑別所では所持品検査をするんですか?

◆奥村氏:

します。

鑑別所に入る時点で
そっくり着替えますので。

本来、不必要な物はないはずですけど、
それでもけっこう出てくるんですよ。

余分なものが出てきたら
全部取り上げます。

そういう点では、
伊藤さんがおっしゃるように
学校でも必要なものと不必要なものを
検査する所持品検査は必要だと思います。

ただ学校を鑑別所のような形にすることを
誰が望むかということを
考えてからにしたほうがいいと思います。

中途半端なことをしてしまうと
逆効果になりますから。

■伊藤:

私たちの頃は、
例えば、所持品検査で、
タバコで停学になっても
それは当然のことと思っていました。

今はなぜ、こんなに大げさになるのでしょう。

●インタビューアー:

仮に検査をすると決まった場合、
検査をする学校側の方が対応に戸惑う
ということもあるのではないでしょうか?

◆奥村氏:

おそらくそうでしょうね。

所持品検査は学校が、

「学校を平穏に保つために必要だ」

と思ったらすればいいんです。

それなのに誰かがやれと言わないとやれない
ということがおかしいですね。

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編集後記
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本日は
所持品検査をテーマにした対談を
ご紹介しました。

「学校側も迷っている」

と感じた方もいらっしゃるかと思いますが、
事実、学校の教師だって迷っているのです。

子どもに対してどのように接すれば良いのか
正解を知らない教師もいます。

だからこそ、
学校に丸投げしてはいけないのです。

中には

「学校の教育がしっかりしていないから!!」

「学校が何もしてくれない」

とおっしゃる親御さんもいらっしゃいますが、
まずは家庭が基本です。

学校は1年で担任が変わります。

転勤もあります。

お子さんにとっても良くしてくれた先生
お子さんを理解して接してくれた先生

そんないい先生にも転勤があります。

長期的に継続して安定して
お子さんをケアできるのは家庭だけなのです。

そして、%%NAMESei%%さんが
正しい子育て法を理解していれば、
担任の先生が変わっても、

「自分の子どもはこういう特性があります」

「こういう風に対応してください」

などと、お願いすることも可能です。

ですから、まずは親であるあなたが、
お子さんの特性を把握し
自分が何ができるかを考えてください。

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読者の方から頂いた喜びの声
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続いて、
DVD、メルマガ、子育てラジオ定期便などを
ご覧になり状況を改善された読者の方の
喜びの声をご紹介します。

本日紹介させていただくのは
OMさんのメッセージです。

「DVDを見て考え方を変えた」
というご連絡をいただきました。

*******************ここから********************

中1の息子に、

・学校をさぼる

・家の通帳を燃やす

・勉強をしない

・妹を脅す

などの問題行動がありました。

テレビで伊藤先生を見た事があり、
信頼できる方だと思ったので
DVDを購入しました。

DVDを見て実践したところ、
子どもの表情が穏やかになりました。

実践を始めてすぐに、
問題を起こしている息子ではなく、
下の娘から

「毎日こんな風にママと
楽しくお話しがしたかったんだよ」

と言われ、
私の心持ちの変化を
子どもは敏感に感じ取るものなんだ
と実感しました。

そして、子ども達にとって
良かれと思ってやってきた事が
過干渉だったと気付かされ、
申し訳なく思いました。

上の息子にもこの気持ちが届くように
これからも頑張っていきたいと思います。

*******************ここまで********************

OMさん
貴重なメッセージをありがとうございます。

「毎日こんな風にママと
楽しくお話しがしたかったんだよ」

という娘さんの言葉は
とても重いですね。

OMさんも、ハッとさせられたのでは
ないでしょうか?

ですが、それは
OMさんが確実に変わってきている
なによりの証拠です。

本当に素晴らしい変化だと思います。

まだ息子さんには
大きな変化が見られないようですが、
個人差はあります。

やはり過干渉にされた年数が短い子ども、
年齢の低い子どもの方が、
より敏感に親の変化を感じ取ることができます。

息子さんに変化が見られるようになるまでは
はもう少し時間がかかるかもしれません。

それでも、
DVDでお伝えしていることを
根気よく実践されれば
必ず成果が見えてくるでしょう。

どうぞ諦めずに
これからも過保護を続けてください。

これからもメルマガなどを通じて
応援させていただきます。

また何か変化がありましたら
ぜひご報告くださいましたら嬉しく思います。

改めまして
貴重なメッセージをありがとうございました。

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目に見えて子どもに変化が現れたり、
子どもの発言が良い方向に変われば
親としてはそれだけで嬉しくなります。

また、自分の対応が間違っていない
という自信にもなります。

ぜひ、%%NAMESei%%さんにも
その成功体験を感じていただきたい思います。

その為には、

・お子さんと一緒にいること
・お子さんをよく見ること
・お子さんとよく話すこと
・お子さんとよく遊ぶこと

を実践してください。

そして、%%NAMESei%%さんご自身も
お子さんの変化を敏感に感じられるように
意識してみてください。

「子どもに変化がない」

と言う親御さんもいらっしゃいますが、
よくよく話を聞くと

・子どもに呼ばれることが増えた
・兄弟喧嘩が減った
・暴言などが減った

など、実は変化がある事が多いものです。

普通のご家庭であれば、

「ママ! ママ」

と呼ばれる事が多いのは当たり前。

兄弟喧嘩も親がイライラするほどではないはずです。

そして、

「うざい」
「あっちいけ」

などの暴言もないのが普通です。

つまり、「普通の家庭」になったので、
変化がないと勘違いしたんですね。

でも、ここで一歩踏み込んで、
その「ごく普通」になった
変化を見逃さず、お子さんに

「ママって呼んでくれて嬉しいよ」

「弟と仲良くやってくれて嬉しいわ」

など、声かけをしてください。

さらに強い親子の信頼関係が
築けることでしょう。

ただ、どうしても変化が見られないということであれば

ぜひDVDや【子育てラジオ定期便】をご活用ください。

【伊藤幸弘の不登校ひきこもり解決DVD】

→ https://futoukou365.com/dvd/16

【子育てラジオのお申し込みはこちら】

→ https://futoukou365.com/radio/

長期間にわたって結果が出ない場合は
何か勘違いをされている可能性があります。

その場合は早めの対処が必要です。

子育てできる時間は永遠には続きません。

お子さんとのかけがえのない時間を
1分でも多く幸せな時間にするために、
一日でも早く正しい子育てを
実践されることを願っています。

本日も最後までご覧いただきまして
ありがとうございました。

PS:

正しい子育てを実践して
何か変化はありましたか?

・子どもの態度が変わった

・ついに学校に通えるようになった!

など、お子さんに変化が見れらたら
ぜひご連絡ください。

こちらのメルマガで他の親御さん方に
共有させていただきたいと思います。

あなたからのご連絡をお待ちしています。

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