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【伊藤幸弘の子育てアドバイス】#149 「喜怒哀楽」の力

2017-12-21

こんにちは、伊藤です。

本日も子育ての悩みから、
ひきこもりや非行など、子どもの問題行動に
悩む親御さんに役立つ情報をお伝えします。

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前回のおさらい
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前回も元鑑別所所長の奥村晋氏と
私の対談の内容をご紹介しました。

・怒るときには
 子どもの人間性を攻撃するのではなく、
 その行為だけを怒るようにする

・親だからと見栄を張らず
 できないものはできない言えばいい

というお話しをしました。

思い当たる節があるのなら
あなたもこれを機に
自分を変える努力をしていただければと思います。

それでは本日も
前回の続きをお届けします。

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愛情があるからこそ涙が出る
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●インタビュアー:

伊藤さんは、
「怒るときは本気で怒る」
とおっしゃっていました。

先日、伊藤さんがテレビ出演された時の
映像を見ていたら、すごい形相で
子どもを怒鳴っている場面がありました。

その後、伊藤さんは
その子の肩を抱きしめていました。

その子は涙を流していました。

これも伊藤さんの言われる

「本気で怒る」

という事ですか?

■伊藤:

はい、そうです。

怒るときも本気ですが、
おかしかったら笑うし、
悲しかったら泣きます。

気に入らないと思ったら話もしません。

私は、喜怒哀楽がはっきりしていますし、
いつでも本気なんです。

テレビの撮影のときそうでしたが、
本当にこの子は幸せなのか?
と考えると自然に涙が出てきてしまいます。

可哀想
いじらしい

などと思えば、肩を抱いたり
抱きしめたりします。

私のそういう気持ちが伝わるから
子どもも自然と涙を流すのだと思います。

●インタビュアー:

法務省をはじめ、厚生省、警察庁などにも
子どもたちに何かがあったときに
連絡を受ける窓口があります。

ところが、
うまく解決しないことが多いようです。

それはなぜでしょう?

◆奥村:

役所にはまず勤務時間があり、
土日は休みです。

でも非行は役所の勤務時間内だけに
起こるわけではありません。

休日や時間外にも
対応できるような体制、
人員配置を組む必要があると思います。

また、警察などは、
犯罪などある程度のレベルに
ならないと動きません。

そういう問題もありますから、
伊藤さんのような人のところに
駆け込む以外に無いというのが
実情なのでしょう。

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編集後記
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「喜怒哀楽をはっきり表現する」

実は、これはとても重要なスキルです。

怒るときには怒る
楽しい時には笑う
悲しい時には泣く
嬉しい時には一緒に喜ぶ

当たり前のように思うかもしれませんが、
実は、これができない親御さんが多いのです。

怒るときに怒れる親は多いでしょう。

ところが、

楽しい時、嬉しい時に
子どもと一緒に喜んだり
楽しんだり褒めたりすることはしない、
または、できない
そういう方が多いのです。

中には

「こんな小さな事で褒めたら図に乗る」

「この子はもっとできるはず」

などの理由から、
本当は「頑張ったんだな」と思っても
褒めない親もいます。

「喜怒哀楽」がはっきりしているということは、
言い換えれば「裏表がない」ということです。

大人でもそうですが、
「裏表がある人」を信じられますか?

親子の信頼関係を築くには
まず、裏表を無くして、

「喜怒哀楽」

をしっかり表現してください。

そして、子どもに「怒」を表現した後は、
「喜」や「楽」も
しっかり見せてください。

「怒」ばかりの家庭には
安らぎがありません。

怒るべきときはしっかり怒るものの、
それ以外では、
喜びや楽しさもたくさんあって、
お子さんが安心して
くつろげる家庭を作ってください。

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読者の方から頂いた喜びの声
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続いて、DVD、メルマガ、
子育てラジオ定期便などをご覧になり
状況を改善された読者の方の喜びの声をご紹介します。

今回はCCさんからのメッセージです。

*******************ここから********************

中2/13歳の娘がいます。

DVDを購入してすぐに過保護を実行しました。

1週間くらいで徐々に効果があらわれ、
悲観的な言動が少なくなり、
2ヶ月たった今は行き渋ることもなく、
あたり前のように登校しています。

毎日元気に家を出ていく姿を見ると、
今まで当たり前だと思っていたことに、
感謝の気持ちを感じるようになりました。

このDVDを見て一番、変わったのは
私自身のような気がします。

*******************ここまで********************

CCさん、
貴重なメッセージをいただきまして
ありがとうございました。

娘さんが登校できるようになったとのこと、
とても嬉しく思います。

>このDVDを見て一番、変わったのは
>私自身のような気がします

とのことですが、まさに

「親が変われば子が変わる」

ですね。

お母さんが
「過保護」に接することができたからこそ
娘さんが回復されたのでしょう。

これからも「過保護」な子育てを
続けていただければと思います。

改めまして
貴重なメッセージをいただきまして
ありがとうございました。

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DVDをご覧になり、
きちんと愛情を注ぐことができれば
状況は早急に改善するということを
感じていただけたのではないでしょうか。

それぞれのご家庭で状況が異なりますので
どれくらいの期間で不登校が改善するとは
一概には言えません。

それでもあなたが変われば
遅かれ早かれ
必ず不登校は解決に向かいます。

とは言え、人が変わることは
そう簡単なことではありません。

それでも、ご自分のためではなく
お子さんのためなら、
努力できるのではないでしょうか。

大切なお子さんの幸せのために
1日でも早く変われるように
意識してください。

その具体的な方法は、
DVDや子育てラジオ定期便などを
通じてしっかりとお伝えしています。

【不登校ひきこもり解決DVD】

→ https://futoukou365.com/dvd/16

【子育てラジオ定期便】

→ https://futoukou365.com/radio/

本日も最後までご覧いただきまして
ありがとうございました。

PS:

メルマガでお伝えしていることを実践されて
何か変化はありましたか?

・子どもの態度が変わった

・ついに学校に通えるようになった!

など、少しずつ光が見えてきた、
というエピソードがありましたら
ぜひご連絡ください。

こちらのメルマガで
他の親御さん方に共有させていただきたいと思います。

あなたの体験談は多くの方の励みとなります。

ご協力のほどよろしくお願いいたします。

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