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【伊藤幸弘 講演会復習メール1】親子関係を築くチャンスを見逃していませんか?
こんにちは、
不登校・ひきこもり解決事務局の高多(たかた)です。
いよいよ伊藤先生の講演会が
10月21日(日)に迫ってきました。
伊藤先生とは、講演会の内容などについて
細かいに打ち合わせをしていますが、
事務局として今回の講演会を120%、
活かしていただくために
何かできることはないかと考えました。
そこで思いついたのが
『復習メール』
の配信です。
いつもメルマガを読んで頂いている
あなたはすでに
伊藤先生の子育て法を
理解されていることと思います。
それでも、忘れている事や
勘違いしている事も
あるかもしれません。
そこで、
「講演会に向けて
正しい子育てを改めて
思い出して欲しい」
という思いを込めて
復習メールを送らせて
いただくことにしました。
講演会に参加される前に
子育ての基本を
改めてご理解いただければ、
当日、伊藤先生の話を聞いた時に
スーッと内容が頭に入ってくるはずです。
正直に申し上げると、今回のメールは当初、
講演会に参加申し込みしてくださった方だけに
特典メールとして配信させていただく予定でした。
ですが、やはりお子さんの問題に悩める
全ての親御さんにご覧いただきたいと思い、
講演会への参加を申込みされていない方にも
配信させていただいております。
ですから、講演会に参加されない方も
ぜひご覧いただき、
“正しい子育て”
を思い出すためにご活用ください。
今回の講演会では、
問題行動の早期解決の為の
「事例」の紹介に力を入れています。
そこで、この復習メールでも
みなさんから頂いた事例を元に
伊藤先生の子育て法を
補足説明していきたいと思います。
『問題解決に向けて何が重要なのか?』
ということを3回にわけて
配信していきたいと思います。
では、復習メールの第一弾です。
本日ご紹介するのは、
中学3年生 娘さんを持つお母さん
EAさんの事例です。
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娘さんの人間不信を治したお母さんからのメッセージ
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娘は一昨年、中学1年の11月から不登校です。
2日間の欠席を4人の教師から
詰問されたことがきっかけでした。
昨年10月に伊藤先生のDVDに出会い、
伊藤先生の教えを真似て試行錯誤して来ました。
そして半年後、
「中学校は行かないけど高校は行く」
と塾に通いだしました。
伊藤先生に出逢うまでの1年間は泥沼の時期でした。
学校に行くように強制し、
部屋にこもりがちになり、
私が家の外に締め出され、
ガラスを叩き割って家に入ったこともありました。
スクールカウンセラー
市の支援センター
個人カウンセラー
に相談したりと、
1年近く右往左往したもの、
状況は悪くなる一方でした。
そんな中、伊藤先生に出会い、
伊藤先生の子育て法を実践していくと
少しずつ娘が心を開き始めました。
初めは、日に2、3回の一言二言の会話でしたが、
少しずつ話すようになり、
その機会を捉えて、真剣に話を聞き、
答えていきました。
次第に、話す時間が徐々に長くなっていきました。
娘が望むことは、
どんな小さなことでもしてあげるように努めました。
毎日、「なに食べたい?」
と聞き、好きな料理を作りました。
毎晩一緒にお風呂に入り
背中を流し合いました。
そうするうちに小さな事でも甘えてくれるようになり、
色々なことを話すようになりました。
3ヶ月位経った頃、
「嫌なことがあっても話すとそれが半分になるね」
と言ってくれました。
家の中でも兄弟にいじめられて辛かったこと、
小さいときから息が苦しかったことなど、
ずっと辛い思いをしてきたことに気付かされました。
それから、娘の嫌なことを出来るだけ
取り除くように注意しました。
娘は通信講座で勉強していましたが、
それは人に教えてもらうことを
嫌がっていたからです。
中学校の教師への失望や親の強制が原因で、
人が信じられなくなっていたからだと思います。
ところが、ある日、娘の方から
「塾に行った方がいいかな」
と言い出しました。
子どもは自分の進む道を自分で決めて
歩き出すことが出来るんだ、
と驚きました。
私がするべきことは、
娘が望むことが実現出来るように
大人の知恵を絞って手助けしていく事だと気付きました。
このことを忘れないように、
間違った道に戻らないように、
伊藤先生の子育てをこれからも勉強して行きます。
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EAさん 嬉しいお便りをありがとうございます。
人間不信だった娘さんが、
人を信じられるようになったのは
素晴らしい変化ですね。
伊藤先生は
「誰か一人、信じられる人がいれば、
人を信じられるようになる」
といつも言っています。
娘さんにとって、この「誰か一人」が
お母さんだったということです。
お母さんがこの「誰か一人」の
信じられる人になれたのは、
伊藤先生の「過保護」を実践したからです。
>はじめは、日に2、3回の一言二言の会話ですが、
>話すようになり、その機会を捉えて、
>真剣に話を聞き、答えていきました。
>娘が望むことは、
>どんな小さなことでもしてあげるように努めました。
日々の小さな出来事かもしれませんが、
この小さな出来事の積み重ねが
娘さんの心に響き、
親子の信頼関係を築いたのだと思います。
EAさん、本当に良かったですね。
これからも「過保護」を忘れずに
頑張ってください。
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いかがでしたか?
>学校に行くように強制し、
>部屋にこもりがちになり、
>私が家の外に締め出され、
>ガラスを叩き割って家に入ったこともありました。
と書かれているので、
EAさんのご家庭が
とても大変な状況だった事が伺えます。
親の話を聞きたくないから
部屋に閉じこもる、
親を家から締め出す。
この状態ではお子さんと
まともな会話をすることは
できなかったと思います。
事情や状況は違うかもしれませんが、
同じようなご家庭もあるのではないでしょうか?
その突破口となるのが、
>はじめは、日に2、3回の一言二言の会話ですが、
>話すようになり、その機会を捉えて、
>真剣に話を聞き、答えていきました。
これなんです。
どんなお子さんでも、
必ず、話しかけてきます。
もしかしたら、何か買ってくれとか
要望を伝えるような内容かもしれません。
でも、実は、それがチャンスなんです。
もし、話しかけてくれたら、
家事など何かほかの事をしていても
必ず、すぐ手を止めて
お子さんのほうを向いて
話を聞いてあげてください。
もし、お子さんに呼ばれたら
すぐお子さんのところに行ってください。
食器を洗っていて手が泡だらけでもいいです。
お風呂を掃除していて
ズボンを捲し上げていてもいいです。
そのまますぐかけつけてください。
お子さんは用事があるから、
話しかけているんです。
その用事を聞いてあげること
それが「過保護」です。
いざお子さんと話したら
もしかしたら、叶えられない要望かもしれません。
それでも、「真剣」に話を聞いて
お子さんが納得するように説明して
断れば良いことです。
・呼んだらすぐ行く
・話を聞いてあげる
そんな小さい要望を叶え続けること、
それが「過保護」です。
「過保護」は決して難しいものではなく、
身近なごく簡単なことなんです。
そうして、小さな「過保護」を積み重ねていくことで
>そのうちに、話す時間が徐々に長くなっていきました。
とEAさんも書かれていますが、
お子さんとの会話も増えてきます。
そうするとさらに色々と要望が出てきますので、
叶えてあげてください。
もちろん、できる限り、
無理しない程度に、で良いのです。
こうして「過保護」を積み重ねることで
信頼関係ができてきます。
親が信じられるようになります。
親が信じられるようになると
自然と他の人も親と同じだと思えるようになり、
他人も信じられるようになります。
そして、親に認められている自分自身も
信じられるようになります。
それが自信となり
子どもは前向きになります。
子どもはどんな子でも
外に出たいし、成長したい、
それは人の本能です。
子どもが自分自身を信じられるようになったら
あとは、子どもが動き出すまで
待てば良いのです。
「過保護」にすることで
不思議と親子の信頼関係が深まり
そして子どもに自信がつきます。
伊藤先生の教える「過保護」には
こうした不思議な力があるのです。
子どもの回復の速度には個人差があります。
長くかかる子もいると思いますが、
伊藤先生の子育て法を信じて
ぜひ頑張ってください。
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第1回目の復習メールは以上です。
第2回目の復習メールも
楽しみにお待ちください。
10月21日の伊藤先生の講演会では、
このように実際にあった事例に基づき、
具体的な対応法をご紹介します。
まだ、ご講演会にお申し込みでない方は
こちらからご参加いただけます。
→ https://futoukou365.com/kouen1021/kouen.html
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【伊藤幸弘 講演会】
・講演会テーマ
不登校解決の為に今親ができること
~不登校・ひきこもりは必ず治る
昼夜逆転・スマホ・ゲームに走る心理と対処法~
・開催日時:
平成30年10月21日(日)
12:30~16:00(*延長の可能性有/最大で16:30)
*12:00~開場(受付開始)
・場所:
東京都内
・参加費
1名参加/5,000円
2名参加/8,000円
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席数に限りがございます。
※講演会の参加申込みは、定員に達しましたら
予告なく締め切らせていただきます。
※締め切り後は、サイト上の「お申込み」ボタンが
表示されなくなります。
※「お申込み」ボタンがあれば、まだ定員に達していません。
安心してお申込みをお願いします。
→ https://futoukou365.com/kouen1021/kouen.html
あなたからのご応募をお待ちしています。
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