新学期を迎えるにあたって

2019-08-21

お子さんが学生の方は、夏休みも終盤に差し掛かり、
そろそろ新学期が心配なころかと思います。

夏休みの始めに、

「生活が乱れやすい夏休みに注意!」

というメールを配信させて頂きましたが、
みなさんはどのようにお子さんと過されましたか?

「生活が乱れやすい夏休みに注意!」を
読んでいない方は、こちらのブログからご覧頂けます。

https://futoukou365.com/faq/9.html

仲良く楽しく過された方
いつもと変わらずに過された方

さまざまだと思います。

中には、夏休みに

いままで無気力だったお子さんがとても元気になった
よく話すようになった
いろんなところに出かけるようになった

など嬉しい変化があった方もいらっしゃるのではないでしょうか?

新学期には学校に行ってくれるかも?

と期待されている親御さんも多いのではないでしょうか?

そこで、新学期を迎えるにあたっての注意点です。

夏休みが終わりに近づくとどうしても、
新学期からの学校について心配になって、お子さんに対して、

「新学期から学校は行くの?」

など言ってしまいがちですが、
なるべく聞かないようにして下さい。

お子さん自身が、どうすべきか
どうしなければいけないのか

ということをよくわかっています。

ですので、無理に登校を促す必要はないです。
ご本人が行けるような状態であれば、
きちんと朝起きて学校に行くはずです。

もし、学校に行けなかったとしても、
ご本人から何か言って来たり、アクションを起こしますので、
それまでは、何も言わず待ってもらえればと思います。

親御さんも不安かもしれませんが、
お子様自身が一番不安であり、心配なはずです。
ですので、お子様の気持ちをまず一番に考えて、
あたたかい目で見守ってもらえればと思います

特にいい変化が見れたお子さんの親御さんに
注意してほしいのですが、
もし、新学期にお子さんが学校に行けなかったとしても

“がっかり” しないで下さい。

あんなに元気だったのに
新学期には学校に行くって言ったじゃない

などとは思わないで下さい。

もし、いい変化があったのであれば、
学校に今は行けなかったとしても
あなたの対応は間違っていません。
自信を持ってください。

お子さんにとって、何かひっかかるところがあって、
“今は学校にいけない” だけです。

その時が来れば、きちんと
自分の意志で学校に行くことができるようになりますので
そのまま「過保護」を続けてください。

まずは、上記の事を気をつけて
無理に登校刺激しないでください。

ですが、お子さんが学校に行けるように
前向きな気持ちにさせたり、
家庭の居心地を良くしたりすることは
できます。

もうすぐ新学期が始まります。

そろそろお子さんが落ち着かなくなってきたり、
イライラしたりなど、
今までと違う反応が出ているご家庭も
あるのではないでしょうか?

お子さんがちゃんと「学校」の事を
考えている証拠です。

そんな不安な時だからこそ、
今まで以上に「過保護」が必要です。

お子さんの不安よりも
親御さんの「過保護」が勝っていれば、

・学校で嫌なことがあっても家に帰ってくればいい
・親に相談すれば、きっと解決する
・家が楽しいから、学校くらい我慢できる

と前向きに考えられ学校にも行けるようになるはずです。

家庭を

・安心・安全
・頼れる
・明るく楽しい

場所にすることが、
今できる最大の「登校刺激」だと思います。

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