【伊藤幸弘の子育てアドバイス】#143 朝、子どもを起こす方法

2017-11-09

こんにちは、伊藤です。

本日も子育ての悩みから、
ひきこもりや非行など、子どもの問題行動に
悩む親御さんに役立つ情報をお伝えします。

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前回のおさらい
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前回も元鑑別所所長の奥村晋氏と
私の対談の内容をご紹介しました。

前回、私が最も強調したかったのは
ナイフなどの凶器はすぐに取り上げるべきだ
ということです。

「ダメなものはダメ」

とはっきり言わなければいけません。

もちろん過保護は必要ですが、
必要なときには毅然とした態度で
言うべきことをはっきりと伝えることも大切です。

本日も奥村氏と私の対談の
続きを紹介させていただきます。

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今は幼児がナイフを持っているという感じです。
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■伊藤:

今の子ども達がナイフを持つ理由の1つに、
ナイフがどこにでも売っていて、
手軽に買えることがあるでしょう。

また、自分の子どもが
ナイフを持っていることを知っても、

「ナイフは持ち歩くなよ」

くらいしか言わない親もいます。

これではダメですね。

私だったらナイフは即座に取り上げます。

これは常識だと思います。

親も、教師も、世間の大人も
もう一度考え直せば
案外簡単なことだと思います。

●インタビュアー:

奥村さんは、
いろんな少年を見てこられたわけですが、
伊藤さんのお話を聞かれて
どう思われますか?

◆奥村:

伊藤さんのおっしゃる通りです。

子どもの問題行動に対応するときは
ルールをできるだけ
シンプルにすることが大事です。

一度禁止すると決めたら、
厳格に取り締まればいいと私も思います。

■伊藤:

現代では幼児がナイフを持っていると
いう感じがします。

昔は、
凶器を持ち歩くような人間はごく一部で、
それを使うのは喧嘩相手など
非常に限られていたように思います。

ところが最近は、たとえ成人していても
ナイフを持つ人間の精神が幼児のままです。

そのため、以前は社会にあった
凶器の取り扱いに関する暗黙の了解のようなものが
通用しなくなってきています。

格好つけるために持つなら、
ナイフではなくて他の物でも良いはずです。

物が溢れている中で、あえてナイフを選ぶのは、
少しでも「強く見せたい」という願望です。

つまり、そのような子どもは
気が弱い子だと言えるでしょう。

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編集後記
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本日も引き続き凶器についての
お話を紹介してまいりました。

凶器を持つ子どもの心の底には

「弱さ」

があります。

弱いからこそ虚勢を張るために
ナイフを持たなければいけないのです。

悪びれたり、非行に走るような子どもは
精神的に弱いのです。

私たち大人は
子どもの本質を見なければいけません。

見た目や言動だけで判断するのではなく、

「なぜ、今この子はこんなことをするのか」

「なぜ、こんなことを言うのか」

しっかりと考え、理解する必要があります。

問題解決のためには、
子どもの内面を理解しなければいけないのです。

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読者の方から頂いた喜びの声
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続いて、
DVD、メルマガ、子育てラジオ定期便などを
ご覧になり状況を改善された読者の方の
喜びの声をご紹介します。

本日紹介させていただくのは
UNさんのメッセージです。

正しい子育てを実践したら変化が見られたと、
喜びのメッセージをくださいました。

*******************ここから********************

23歳の息子ですが、
私の息子も不登校で昼夜逆転のゲーム依存です。

以前のメルマガに「朝 起こす方法」が載っていたので、
その方法を実践してみました。

朝、息子を起こすときに、
優しく時間だけを伝えました。

3回くらい、15分おきくらいに
優しく声をかけて待っていたら
本当に起きてきたんです!

穏やかな朝が向かえられました。

先生のアドバイス凄いです。

*******************ここまで********************

UNさん
貴重なメッセージをありがとうございました。

メルマガをご愛読いただいており
ありがとうございます。

正しい子育てを実践していただけて
とても嬉しく思います。

以前のUNさんは
息子さんをどのように起こしていたのでしょうか?

「早く起きなさい」

「遅刻よ」

「いつまで寝ているの?」

こんな感じの言葉ではないでしょうか。

息子さんを起こすとき、UNさんご自身も
イライラしていたのではと思います。

イライラしながら起こされた息子さんも
その度に嫌な気持ちになっていたでしょう。

でも、少し言い方や表情を変えるだけで、
お互いが嫌な気持ちにならず、
穏やかな朝が迎えられる
というのは、本当に素晴らしいですよね。

これからも、子育てに役立つ情報を
メルマガで配信してまいります。

改めまして貴重なメッセージを
ありがとうございました。

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%%NAMESei%%さんのご家庭はいかがですか?

朝、お子さんを起こすときに
イライラしたり、喧嘩になったりしませんか?

忘れてしまった方もいらっしゃるかと思いますので、
UNさんさんが参考にされた
メルマガを改めてご紹介します。

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今回は、この「伊藤幸弘 不登校・ひきこもり解決講座」を
受講されている方から
こんなご質問をいただきました。

同じように疑問を持っていらっしゃる方が
いると思いますので、
今回メールさせていただきました。

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中学2年の息子です。

不登校ですが、週に1度くらい学校に行きます。

もちろん遅刻ですが・・・

夜遅くまでゲームをしているせいか、
朝はなかなか起きれません。

毎朝、

「今日は学校はどうするの?」
「遅刻よ」

と起こすのですが、
まったく起きません。

朝の声かけはどうすればいいのでしょうか?

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親としては、「子どもに学校に行ってほしい」と思い
朝は何が何でも起こしたくなります。

お子さんの状況によって変わるとは思いますが、
朝の声かけは

「○○時よ」

と時間だけ伝えるだけでいいです。

毎朝、その時間に起きているのであれば、
本人は起きなければいけないとわかっているはずです。

ですので、時間だけ伝えればOKです。

時間を伝えるときも、優しい声で言って下さい。

お母さんが学校に行く時間が気になるのであれば、
15分・30分おきくらいに、

「○○時30分よ」

とこちらも怒った声ではなく優しい声で言って下さい。

ついついお子さんが起きないと、
大きな声を出したり怒った声になりがちですが、
意識して優しい声で、
ゆっくりとわかりやすく言って下さい。

これだけでいいです。

起きてくる起きて来ないは本人の意思に任せましょう。

%%NameSei%%さんもそうだと思いますが、
朝から、怒鳴り声を聞いたらどう思いますか?

いい気持ちはしないですよね?

学校が嫌で行きたくないと思っている子に
朝から「学校に行きなさい」と
嫌な事を思い出させたらどうでしょう?

起きたくても起きれないですよね^^;

ある小学生の不登校児のお母さんは、朝
————————————-
今日は、○○してお母さんと遊ぼうか?
早く起きて遊ぼうよ
————————————-
と言ったら、朝起きるようになったそうです^^

嫌なことでなく、楽しい事を想像させる!!

それも朝の声かけのポイントかもしれませんね

%%NameSei%%さんも試してみて下さい。

小さいながらもきっと変化があると思いますよ^^

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これが、UNさんが参考にして、
穏やかな朝を迎えることができたメルマガです。

ぜひ、%%NameSei%%さんも実践してみてください。

ポイントは、

「子ども目線で考える」

です。

こういう言い方をしたら、
自分が子どもだったらどう思うかな?
嫌な気持ちになるかな?

と考えると
わかりやすいと思います。

本日も最後までご覧くださいまして
ありがとうございました。

PS:

メルマガでお伝えしていることを実践されて
何か変化はありましたか?

・子どもの態度が変わった

・ついに学校に通えるようになった!

など、改善の兆しが見られましたら
ぜひご連絡ください。

こちらのメルマガで他の親御さん方に
共有させていただきたいと思います。

あなたの体験談が多くの方の希望となります。

ご連絡をお待ちしています。



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