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【伊藤幸弘の子育てアドバイス】#133 「過干渉をやめる」その効果をお見せします
おはようございます。
不登校・ひきこもり解決事務局の高多(たかた)です。
先週に引き続き、
伊藤先生が実際にご相談を受けた事例を元に
お子様の不登校やひきこもり、問題行動の解決に
繋がるメルマガを今週もお届けします。
ぜひ、%%NAMESei%%さんのご家庭の問題の
解決に繋げていただければと思います。
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こんにちは、伊藤です。
本日も子育ての悩みから、
ひきこもりや非行など、子どもの問題行動に
悩む親御さんに役立つ情報をお伝えします。
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前回のおさらい
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前回は
問題行動を起こしている15歳の少年の
母親が書いた手記をご紹介しました。
少年が幼児期の頃のエピソードでしたが、
本日はその続きです。
何が原因で
子どもの問題行動が起こるのか、
そこに注目しながらご覧ください。
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徐々に露呈する親子関係のほころび
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息子は、
ともかく自分でこれと思い、
凝り始めると、とことん凝って、
それしか目に入らなくなり、
ふと嫌になると
次の日から見向きもしなくなるのです。
母乳もそうでした。
3歳までオッパイ、オッパイといって飲み、
いつになったらやめるのかしら?
などと笑って見ていると、
ある日突然、フイっと横を向くと
その日からどんなに抱いて
飲ませようとしても
見向きもしなくなりました。
いつも自分の好きなことには夢中になるのですが、
自分でやりたくないと思ったことには
どんなにおだてても動きません。
小学校入学式の日も、
隣の教室にいる仲良しのA君のところへ
「こんなつまんない所、早く帰ろうぜ」
と言いに行ったとか。
この子が、5歳?10歳までの間、
長女が難病にかかり入退院を繰り返し、
長女も思春期と病気がかさなり
大変に難しい時期であったため、
私の心は大幅に長女の方を向いていました。
その頃、この子は大変元気で、
特に手がかかるわけでもなかったので、
なおのこと長女の方へ向いてしまい、
実際にはいつも淋しく思っていたのかもしれない
と今になって思います。
その当時、この子の元気と明るさが
私の大きななぐさめとなっていました。
小学校入学と同時に
地域の水泳クラブに入りました。
みんなと一緒に並んでの練習は
いつの間にか抜け出し、
仲良しの子と水遊び、
または一人で黙々と練習という感じで、
コーチ泣かせではありましたが、
このクラブは強制をしないというところが
とてもよく、親子共々
大変気に入っていました。
そして小学2年生の夏には、
100mをクロールで泳ぐ程になり、
タイムもめきめきと伸び、表彰台へ。
市の大会のリレーでも頼りにされ、
アンカーをつとめて泳ぎました。
小学2年生から
ボーイスカウトに入団。
喜んで参加していたのですが、
中2の時、制服を着ての活動に抵抗、
結局退団してしまいました。
また、小学2年生冬から
地域のスキースクールに参加。
冬四泊五日、春四泊五日の
スキースクールは楽しんで喜んで参加しましたが、
中2の冬に参加した時、
ピアスをつけていること、
態度が反抗的であることから
参加を断られることになりました。
家族でのスキーも中1頃までで、
その後は家族との行動を嫌がり、
行くことがなくなりました。
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編集後記
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少しずつ、
問題行動を引き起こす原因が
見えてきたのではないでしょうか?
例えば、
>この子が5歳?10歳までの間、
>長女が難病にかかり入退院を繰り返し、
>長女も思春期と病気がかさなり
>大変に難しい時期であったため、
>私の心は大幅に長女の方を向いていました。
という箇所は、
娘さんの方に気持ちが向いてしまって、
息子さんの方に気が回っていない様子が
よくわかります。
>特に手がかかるわけでもなかったこと
と息子さんの様子を書いていますが、
その時の息子さんの気持ちは
どうだったでしょうか?
そして、
>中2の冬に参加した時、
>ピアスをつけていること、
>態度が反抗的であることから
>参加を断られることになりました。
という記述から、
いよいよ問題行動が
少しずつ出始めていることも見て取れます。
いろいろなご家庭の事情があります。
祖父母の介護
親御さんのご病気
家族のご病気
ご兄弟の受験やさまざまな問題
など、どんな家庭にも
大なり小なり問題はあるでしょう。
子どもの問題行動には
実に様々なケースがありますが、
共通して言えるのは、
基本的には愛情不足から起こる
ということです。
最初は、小さな寂しさから始まり、
それが次第に大きくなり、
遂にはストレスとなって爆発するのです。
親御さんは、お子さんの問題行動が
起きてから過去を振り返り、
「その時は余裕がなく・・・」
とおっしゃいます。
本当にそうだったのでしょうか?
時間に余裕がなくても、
例えば、この少年の場合は、
>その当時、この子の元気と明るさが
>私の大きななぐさめとなっていました。
というのであれば、
「ありがとう」
「あなたが元気でいてくれるのが本当に嬉しいわ」
「いまお姉ちゃんが大変だから、ちょっとだけ我慢してね」
「お姉ちゃんが元気になったらいっぱい遊ぼうね」
など、寂しさを紛らわす言葉をかけたり、
抱きしめて愛情を伝えることは
できたのではないでしょうか?
もし、あなたが今、
同じような状況におかれているならば、
ほんの30秒でも構いません。
心に余裕を持って
お子さんと向き合ってください。
優しい言葉をかけてください。
それで、変わることもあると思います。
次回も引き続き、
この少年が問題行動へ進む過程をご紹介します。
いよいよ本格的に非行の道へと歩み出します。
次回もお楽しみに。
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読者の方から頂いた喜びの声
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続いて、DVD、メルマガ、
子育てラジオ定期便などで学び
状況を改善された方の
喜びの声をご紹介します。
本日紹介させていただくのは
EYさんのメッセージです。
過干渉をやめるだけで
驚くべき変化が現れたと
報告してくださいました。
*******************ここから********************
中学1年の息子がいます。
中学入学後、行き渋りが始まり、
出かける前にトイレに引きこもることがありました。
11月から不登校になりました。
伊藤先生のメルマガを見て
過干渉をやめるよう心がけたところ、
息子に笑顔が戻ってきました。
伊藤先生の言葉を
「もっと聞きたい!もっと教えてほしい」
と思いDVDを購入しました。
「過干渉をやめる」
と決意した頃、
自分の部屋に引きこもることがなくなりました。
今は家族と一緒にリビングで過ごしています。
そのため、まだDVDを全部観ていないんです。
とにかく、
「過干渉をやめよう!」
それだけをやってみました。
すると、今では家族と一緒にテレビを観て大笑いし、
私にちょっかいを出すようになってきました!
スキンシップをとれるようになったんです。
手を握ったのは何年ぶりだろう?
一歩前進!
そう思って、これからも過干渉をやめたいと思います。
*******************ここまで********************
EYさん
貴重なメッセージをありがとうございました。
過保護をやめたところ、
息子さんとの関係に変化が現れたとのご報告、
とても嬉しいです。
スキンシップができるようになったのは
素晴らしい進歩ですね。
ハグや手をつなぐことで
必ず愛情は伝わりますので
どうぞ今の関係を維持して下さい。
実は、EYさんと同じように、
DVDを少し見て、
「過干渉を止める」
「過保護にする」
を実践したところ、
子どもがリビングで過ごすようになったので、
DVDが見れなくなりました。
というお便りをたくさん頂きます。
そんな方のために、DVDのご購入者様には、
テレビやDVDプレイヤーを使わなくても
パソコン、スマートフォン、タブレットから
DVDの全ての内容がご覧いただけます。
EYさん、動画が再生できるスマートフォンや
タブレットをお持ちであれば、
ぜひそちらからDVDの内容をご覧下さい。
お子さんに更なる変化が現れると思います。
頑張ってください。
改めまして
貴重なメッセージありがとうございました。
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過干渉をやめるだけでも
これだけの成果が出る可能性がある、
とお分かりいただけたでしょうか。
もちろん、
お子さんの性格、おかれた環境、
様々な事情が異なるので、
必ずしもEYさんのように
すぐに変化が見られるわけではありません。
しかし、本物の愛情を与えられて
変わらないお子さんはいません。
お子さんを信じて、
正しい子育てを続けて下さい。
ご家庭の問題が
1日も早く解決することを
心から願っています。
本日も最後までご覧いただきまして
ありがとうございました。
PS:
メルマガでお伝えしていることを実践して
何か変化はありましたか?
・子どもの態度が変わった
・ついに学校に通えるようになった!
など、改善が見えてきましたら、
ぜひそのエピソードをご連絡ください。
こちらのメルマガで他の親御さん方に
共有させていただきたいと思います。
あなたの体験談が
皆さんの参考となり励みとなります。
どうぞご協力のほどよろしくお願いいたします。
もし、まだ過保護・過干渉について
しっかりとご理解されていないようでしたら
子育てラジオ定期便や、DVDなどもご活用ください。
あなたにとって最適な答えを
見つけていただけると思います。
子育てラジオ定期便
→ https://futoukou365.com/radio/
不登校ひきこもり解決DVD
→ https://futoukou365.com/dvd/16
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