あきらめないで下さい、子どもの問題は必ず解決できます!

よくいただくご質問

不登校 夏休みなど長期休暇の過し方

7月に入り 就学中のお子さんはそろそろ夏休みですね。
よく

「夏休みはどのように過ごせばいいでしょうか?」

というご質問をいただきます。
その一方で、

「学校に行ってないんだから、いつもと一緒」

と考える方もいます。
私は夏休みの過ごし方は とても重要だと思っています。
夏休みをだらだらと過ごして ゲーム三昧・昼夜逆転で 新学期に学校に行けなくなった

とか

気が緩んでお友達の家を泊まり歩いたり 全く親のいう事を聞かなくなった

という話もよく聞きます。

せっかくの夏休みを有意義に過ごして、 新学期の登校、改善につなげたいですね。
では、どのように夏休みを過ごせば 不登校解決につながるのでしょうか?

一番の大きな違いは、
夏休みは学校が休みだから、

「学校に行かなければいけない」

というプレッシャーがなくなります。
そして、不登校中のお子さんでも 日中に堂々と外出できる ということです。

日中、堂々と遊べますから、 ぜひ太陽の下で、 いっぱい遊んであげて下さい。
いつもは放課後などの、 限られた時間しか外で遊べない子も、 思う存分遊べます。

いろんなところに連れて行ってあげましょう。

様々な体験をさせてあげましょう。

「遊びに連れて行く」

ではなく、親御さんも

「お子さんと一緒に遊ぶ」

ことが大切です。
ここを間違えないでくださいね。

昼夜逆転でゲームやテレビばかり 見ているお子さんでしたら、

「明日は、○○しに行こう」
「○○に出かけよう」

など、お子さんが好きそうな 遊びや外出先を提案して誘ってみてください。

お子さんが楽しい事を想像しやすいように より具体的に

・どこに行くのか
・何をするのか
・どのように過すのか

を伝えてください。

お子さんが、中学生や高校生の場合は

「親とはもう出かけたがらないわ」

と思いがちですが、中高生のお子さんでも 不登校の状態にあるときは 中身は幼児だと思って接する必要があります。
親からの誘いが嬉しくないはずはありません。
ただ、、

「親と一緒だとうるさい事を言われる」
「気を使う」

などの先入観があるからです。

まずはそんな親への先入観を取り除くため、 近くにいたり、話しかけたり、話を聞いたり、 コミニュケーションを取るよう心がけてください。
それでも反応がなければ、 ゲームやテレビを見ているお子さんの 近くに一緒にいてあげて下さい。
近くにいれば、 何かしらコミニュケーションが取れます。

テレビを一緒に見て相槌を打つ、 ゲームの画面を一緒に見て、 お子さんと一緒にゲームをしている気になる

そんな事で良いのです。
そこから、少しづつ会話を増やして、 コミニュケーションを図りましょう。

そして、最も大切な事は

お子さんと一緒にいる時は

うるさい事は言わない
明るく楽しくする


ことです。

勉強や学校・仕事の事などは 話さないでおきましょう。
そして、可能な限り、ニコニコ笑顔で 優しい言葉で話しかけてください。

そして、うまく遊びに誘えたら、

今日はどうだった?
○○は楽しかった?

など今日の感想を聞いてみてください。

その答えで、本人が好きなこと、 望んでいる事が見えてくると思います。

「○○が楽しかった!」

と答えたら、次もぜひ それで遊んであげて下さい。

例えば、

「遊園地に行ったんだから 楽しかったはずだろう」

と勝手に思い込んで、 お子さんに感想を聞かない のはいけません。

人が多いところが苦手なお子さんは、 遊園地が楽しくないかもしれません。

楽しくないところに 親の勝手な思い込みで連れて行くのは 「過干渉」で、やってはいけないことです。

お子さんの望むことをしてあげる。 その為に「感想」を聞くのです。

外に遊びに連れて行くことが難しいお子さんの場合は、 一緒に

・トランプ
・将棋
・オセロ

などで遊んでもいいです。

あるいは、

・料理
・お菓子作り

などでもいいです。

親子でできるもので楽しく過すのもいいと思います。

不登校のお子さんは、 勉強に限らず、何に対してもやる気がなく 無気力になっている場合が多いのです。
また、日中は人の目があって遊びづらい 家族に気を使うなど いろいろな理由から 昼夜逆転になる場合が多いのです。

せっかくの長い夏休み、 親御さんもいつもと違うことにチャレンジして、 お子さんの気力、やる気、正しい生活習慣を 取り戻す努力をしましょう。

伊藤先生もよく話されているように、

「まず生活を普通に戻すこと」

そうすると、 考え方も自然と普通に戻ってきます。

なにより、夏休み中は親御さんにも

「子どもを学校に行かせなきゃ」

というプレッシャーがなくなりますから 肩の力が抜けて きっと、いい結果が出ると思います。

それでも、

・どうすればいいの?
・具体的になんて声をかけたらいいの?

とご心配の方は、 有料の個別相談、子育てラジオ、など 様々なご相談方法をご活用ください。

夏休みの過ごし方によっては 9月には以前より少し成長したお子さんを 見ることができるでしょう。

頑張ってください。

その他の質問や回答は、こちらをご覧下さい。


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