平成27年3月21日 開催の 座談会の様子

2015-04-02

平成27年3月21日(土)に伊藤幸弘先生の座談会が開催されました。

当日は、7組 8名の方が参加されました。

参参加者も少なかったので、ゆっくりと相談でき、

「今日帰ったらさっそく実行してみます」

などとても前向きな声を頂き、参加者の方にとっては有意義な時間が過ごせたのではないかと思います。

 
 

今回の座談会の時に伊藤先生から「子どものわがまま」についての
話がありましたので、その部分を抜き出して紹介したいと思います。

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「わがまま」には
「良いわがまま」と「悪いわがまま」がある。

ひきこもりタイプの子は、「良いわがまま」の場合が多く、
非行タイプの子は、「悪いわがまま」の場合が多い。

「良いわがまま」というのは、

親に対して甘えているような「わがまま」
親を頼っているような「わがまま」

の事です。

お子さんの年齢によって、「わがまま」の表現の仕方は変わってきます。
年齢が高くなるほど、この「甘え」や「頼る」わがままが複雑な形になりますので、
「悪いわがまま」と勘違いしてしまうことが多くあります。

たとえば、

お子さんが部屋をものすごく汚くしている
年相応のかたづけなどもまったくしない

これらは、実は「親に甘えているわがまま」です。
ですので、この「わがまま」は叱る必要などなく容認していいものです。

また、

「学校どうしよう?」
「勉強がわからない、どうしよう?」
「友達とうまくいかない」

などとお子さんが愚痴をいうこともあるかもしれませんが、
これは「親をあてにしているわがまま」です。

自分が質問すれば、お父さん、お母さんは答えてくれる
どうすればいいかアドバイスしてくれる

という「親に頼っているわがまま」です。

お子さんの言い方によっては、暴言のように聞こえる時もあるかもしれませんが、
これは「良いわがまま」なので、お子さんの話をよく聞いてあげてください。

逆に、「悪いわがまま」については、容認してはいけません。
きちんと「注意」しないといけないです。

「悪いわがまま」とは、年相応のものではないものについて、

「○○を買ってくれ」
「○○を買わないと学校に行かないよ」

と暴力を奮ったり、脅かして、自分の要求を通そうとする事です。

また、夜遊びや万引きなどの社会のルールに反する行為です。

これは「悪いわがまま」です。

こちらについては、毅然とした態度で「No」と言ってください。

お子さんによっては、「良いわがまま」と「悪いわがまま」が混在している子もいるかと思います。
容認して「過保護」にすべきところ、「過干渉」にして注意するところ、
このメリハリをつけて行動してください。
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今月は4月11日(土) に座談会を開催する予定です。
お子様が学生の方は、新学期が始まっているかと思います。

新学期でお子さんも心機一転できる部分もあるかと思いますので、
是非、この機会に伊藤先生からアドバイスを頂き、
新しいスタートを切られてはいかがでしょうか?

ご都合が合うようでしたら、是非ご参加ください。



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